Hope 4 Cooperation

アルツハイマー型認知症と在宅介護の食生活!!どうしたら食べてくれるか?

初期は食事をしたことを忘れやすい

アルツハイマー型の認知症の初期段階では、自分のとった行動を忘れてしまう症状が出てきます。古いことは覚えていますが、新しいことを覚えていることが難しくなったり、自分で積極的に何かをするということもなくなってくるでしょう。食生活においては、お昼に何を食べたかわからないということではなく、食事をしたこと自体を忘れてしまうので、食べさせてもらっていないなど、周囲を困らせる発言が増えます。食べたじゃないと完全否定すると本人のイライラが増して余計に騒いでしまうこともあるので、今、用意しているから少し待っててねと言ったり、少量でいいので少し食べてもらうと納得して落ち着きを取り戻してくれるでしょう。

中期は窒息事故に注意

一段階ステージが進み、中期になると認知機能の低下が激しくなり、記憶障害から生じる様々な問題を無意識に取り繕おうとするため、それによって行動が過剰になって、時に暴力的になったり、徘徊も増えてきます。運動機能は優れているので、転倒事故を起こしやすい時期で、食生活においては、こだわりを示したり、同じものしか食べなくなってくるので、栄養バランスに気をつけましょう。ただし、食べることを強要するとかえって食べなくなるので、一週間程度、様子をみながら、いろいろなものを食べてもらえるように促すといいでしょう。できなくなることが多い中、お箸はちゃんと使えることが多いですが、判断力が鈍っているので、すごい勢いで口に詰め込むことがありますから、見守りを十分におこない窒息防止のために小口切りややわらかくするなど工夫しましょう。

後期は状態に合わせて工夫を

さらに進行して後期となると、重度の記憶障害となり、思考が困難になります。行動量が低下して寝たきりになることが多く、食べることを忘れてしまったかのように、食べる行動が起こらず、口の中に食べ物を入れても口を動かすことができなくなるのです。そのため、食事量が極端にすくなくなるので、低栄養となったり、運動障害から誤嚥のリスクも高まります。ですから、ミキサー食の対応や口にため込んでしまうようなら、リクライニング式の車いすなどを使い、体幹をやや倒した状態にしてみることで、重力の力をかりて、のどに送り込みやすくなるでしょう。また、はっきりした味や冷たいものなど、口の中でアピールするような食事が適しています。

訪問介護の派遣業務では、利用者の自宅まで行って身体介護や生活援助などの業務を行うので介護技術が求められます。